坂が苦手・登りが遅いから・一緒に走ってる人に迷惑を掛けてしまうから・そもそも山が遠い。などなど、人によって理由は様々ですが、ロードバイクに乗り始めてからの大きな壁の1つであるのがヒルクライムです。
殆どの人にとってロードバイクの魅力と言えば、乗り出してから直ぐに感じられる爽快感だと思います。それとは真逆に位置するのがヒルクライム。平地とは違い、常に負荷が掛かる毒の沼地。ここに自ら喜んで飛び込むバブルスライムの様な人は居ないと思います。ほぼ全ての人はロードバイク買った!よし!ヒルクライムに行こう!!とは思わないのがそれです。
しかし一度ヒルクライムを始めてしまうとその毒の沼にズブズブとはまり込んで行ってしまうのが、ロードバイク沼の深さと粘度。というか底の無さと洗っても決して落ちない、教会でお金を払っても解けない呪いみたいな物です。1度囚われたら逃げられないのがヒルクライムです。
なんて大袈裟に言っていますが、ヒルクライムはとても楽しいものです。ただ色々な種類の様々なハードルがあり過ぎて、初心者にはどう乗り越えたり飛んだりしていいか分からないというのが難易度を高めているのも事実。
そんな人は先ず、・美味しいものを食べる為に登る・ご褒美景色を見る為に登る。この2つ持ってヒルクライムに挑戦してみると、実はヒルクライムたのしいんじゃない!?と長年の食わず嫌いがアッサリと解決!!の様に新たな自分に驚く事になるかもしれません。今日はそんなお話なんじゃ…(突然の昔話感)