
坂が苦手・登りが遅いから・一緒に走ってる人に迷惑を掛けてしまうから・そもそも山が遠い。などなど、人によって理由は様々ですが、ロードバイクに乗り始めてからの大きな壁の1つであるのがヒルクライムです。
殆どの人にとってロードバイクの魅力と言えば、乗り出してから直ぐに感じられる爽快感だと思います。それとは真逆に位置するのがヒルクライム。平地とは違い、常に負荷が掛かる毒の沼地。ここに自ら喜んで飛び込むバブルスライムの様な人は居ないと思います。ほぼ全ての人はロードバイク買った!よし!ヒルクライムに行こう!!とは思わないのがそれです。
しかし一度ヒルクライムを始めてしまうとその毒の沼にズブズブとはまり込んで行ってしまうのが、ロードバイク沼の深さと粘度。というか底の無さと洗っても決して落ちない、教会でお金を払っても解けない呪いみたいな物です。1度囚われたら逃げられないのがヒルクライムです。
なんて大袈裟に言っていますが、ヒルクライムはとても楽しいものです。ただ色々な種類の様々なハードルがあり過ぎて、初心者にはどう乗り越えたり飛んだりしていいか分からないというのが難易度を高めているのも事実。
そんな人は先ず、・美味しいものを食べる為に登る・ご褒美景色を見る為に登る。この2つ持ってヒルクライムに挑戦してみると、実はヒルクライムたのしいんじゃない!?と長年の食わず嫌いがアッサリと解決!!の様に新たな自分に驚く事になるかもしれません。今日はそんなお話なんじゃ…(突然の昔話感)


カフェキキさんモーニングをいただいておりますぼんです。いつもの様に東飯能に到着して輪行解除TTからのモーニングTTで滑り込みセーフです。朝からご褒美フレンチトースト最高でございます。皆、飯能はいいぞ!?毎週末飯能に通い過ぎて、土地に俺の嫁感を最近感じてきています。私千葉県民なのに。

本日はマコりんさん主催のグルメライド!マコりんさんと言えば、美味しいお店を知りまくっているグルメライド力溢れるローディー!多分マコりんさん以上に美味しいお店を知っているローディーは居ないんじゃないのか!?と思う位のグルメ力+安心のユルポタローディーさん。本日のメンバーは、マコりんさん、ゆっこさん、しろみちゃん、すいとーさん、しんぱちさん、私の6人。美味しい物を食べて、ちょこっと登ってみない?というライトです。


集合時間にまだ余裕もあり、キキさんのマスターとも坂話で盛り上がったので、とりあえずモーニング苦労坂を一本!!

なんてしたら見事に死にました。半年振りに登りましたがやはりキツイ。汗が滝の様に流れ出ます。何を朝から1人でアホな事をやっているんだ、と思いながらもなんとか登頂して自撮りする位の気力は保てる位にはなりました。
1度目より2度目。有名な、ローディー70%の法則 でございます。前回コテンパンにされた筈なのに、2度目は以外と何とかなってしまうという法則。脳みそが苦い思い出を都合良く勘違いしてくれる、アハ体験みたいなものです。




とか遊んでいたら集合時間に間に合わなくなりそうだったので急いで降ります。裏道を通るのは初だったのでちと迷いそうになりましたが、ナビを使って何とか集合場所に到着。






ゆったり準備をしてご挨拶タイム。恒例の皆さんの愛車をペロペロさせていただきまして、先ずはお昼ご飯を食べに出発です。




いつも走っているルートとは違うマコりんさんの引いてくれたルートがとても楽チン!信号が少なく車通りも少ないので、安心して走ることが出来ます。飯能にこんな道があるのは知りませんでした。





いつもなら倉掛峠を越えて恒例の子の権現看板前の分岐に来ますが、今回は登りは一切無しで到着。フレッシュな足のままでここまで来るのはかなり新鮮です。少しだけ遠回りをする事になりますが、子の権現に全てをぶつけたい!という方はこちらのルートを通ってくるといいかもしれません。
この日は激坂成分は0なので、行く気も何も起こりません。あの子の権現の近くまで来たのか!というのを味わうだけでも良いかもしれません。



本日1つ目のお店のゆずの庄さんに到着です。いつもお店の前を通り過ぎた事はあるのですが、お昼時に来るのは初めて。バイクラックも設置してあるので、助かります。







お店の中は田舎のおばあちゃんの家の様。テーブル席もありますが、畳や炬燵席もあるので、何ともいい雰囲気。リラックス出来る〜。
名物の肉汁うどん+辛味汁で頂きます。
美味しい!ピリリリ!と来る辛さがまた堪りません!辛い物好きで辛い物弱い私は、汗だくになりながら食べていました。

ご飯を食べたらさぁ登りましょう。ヒルクライム初心者にもオススメの裏仁田山を目指します。距離もそこそこ、斜度も緩い。そして見晴らしが綺麗とは言えませんが、ご褒美景色があるというお山です。
ヒルクライムの魅力の1つでもあるのが、交通量の少ない道をゆっくりと走れるという所。日常を離れて静かに登る。辛いだけでない楽しみに、気付いたらハマっていた。なんて方は多いと思います。


子の権現の看板と愛車を撮影するすいとーさん。愛車とここまで来た!と撮影するのが健全ローディーの証です。撮影を楽しみながら走る事が出来るのもロードバイクの魅力の1つです。
が、愛車を愛し過ぎているすいとーさん。一心不乱に撮影する事に集中している彼女は、たまに謎のポーズをしながら夢中でカメラを構えていることが…







初心者オススメ!なんて言いましたが、私は安定の最後尾。気付いたら目の前に誰も居ない!流石にサボりすぎた!と気合を入れてペダルを回します。





ご褒美景色ポイントに到着です。緩い登りでこの景色のある坂は中々ありません。頑張って登ってきた後に見る景色は、心に効果抜群!ヒルクライムをするとこんな景色が見れるの!?じゃあ少しだけやってみようかな?と思えれば、それはもうヒルクライムにハマり始めた証拠です。






登りは嫌いです!と言っていたしろみちゃんですが、一番にゴール!私は登っている姿すら見れませんでした。しかも彼女、背中に愛するふっかちゃんを背負ってフラぺなんです。







登頂記念に石碑や看板があるのが普通ですが、仁田山はラミネートされた謎のタグがガードレールに綴りつけられてるだけ。しかもリバーシブル。一度で2度楽しめます。謎です。




登ったなら降りです。登りと違い下りでは自然とスピードが出てしまうので、気をつけなければなりません。表側は斜度がキツイ所があるので、無理の無いスピードでしっかりブレーキをしながら降りましょう。





道中にあるお不動様でクールタイム。ここのお水は飲む事が出来るので、夏場のボトル補給にも最適!思いの外ボトルの減りが早かったので、私もここで補給しました。冷たくて美味しい!火照った身体に染み渡ります。


先日訪れた山伏峠のスタート地点まで来ました。トイレと自販機が設置してあり、山伏峠を走る人はここで休憩や補給を取る事が多いですが、今回はその少し先まで進みます。


ほんの100m程先に行ったらあるのが古民家カフェの紗蔵さん。入り口からとってもいい雰囲気。お店はその名の通り蔵を改装して作られています。







美味しいジュースとアイスクリームを頂きました。ヒルクライムを頑張った自分にご褒美。


古民家の奥には坂道。





しっかり食べたので本日はもう一度登りましょう!名栗湖前の坂道でございます。そこそこある斜度と距離なので手ごろなヒルクライム感が味わえますが、地味にキツイ。という事で結構嫌われている坂w





名栗湖を一周してユルポタを満喫。うーん、やっぱり飯能は良いところだ。何回来ても飽きません。






本日2度目のカフェキキさんでマッタリ。が、ここでコンデジのSDカードが死亡。明らかにゲンナリと落ち込んでいた自分を、ゆっこさんが励ましてくれましたwww帰宅して何とかデータはサルベージ完了。ご心配おかけしましたヽ(;▽;)ノ
ヒルクライムにハマった!!とは直ぐには言えずとも、ヒルクライムって実はそんなに難しくなかったね!と感じる事が出来れば成功です。走り終わってしまえば、苦労も楽しい思い出に変わるのがロードバイクです。自分で引いた線を、超えて見たら、案外何て事無かった( ´ ▽ ` )ノなんてなると、より一層素敵なロードバイクライフは広がっていくと思います。
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写真沢山あってうれしいです^^
仁田山峠は手軽なわりにはそれなりに景色が良くていいですよね。
299を挟んで越生町側に顔振峠や奥武蔵GLが見えるのも楽しいです!
又走りましょう^^