私がよく行く飯能。飯能の魅力について小一時間程語る事が出来る位には愛してやまない地ですが、簡単に飯能の魅力をお伝えすると、色んな峠にパッと簡単にアクセス出来るから。です。A峠に行った後にB峠にも行けるし、C峠を降って、簡単に離脱する事も出来る。といった感じ。なので、時間があれば延々と登って降りてを繰り返せる、というコースが組めるのです。
ひょんな事から、飯能駅をスタートして、色々な峠を組み合わせたら中々楽しいコースが走れるんじゃないの?なんていつもの面子で盛り上がったら各々盛り上がり過ぎて盛り過ぎたデスコースを提供。ですが天気なんかも何やかんやあって4月上旬に予定されていたビアンキライドは気付けば5月後半へ。一旦勢いを失った予定を再編成させ、何とか2000UPのコースにまとめました。
しかし飯能の峠はそこまで標高が無い場所が殆ど。という事は、それなりに登りの数をこなさなければいけない+つまり斜度が中々キツイ=後半絶対に泣きながら登っている。という地獄に優しく包まれた楽しい飯能堪能ライドになる事はほぼ決定。ですが、誰も止めるものは居ませんでした…
今回のメンバーは、とりにくさん、あきあさん、スガロさん、ケースケさん、つきおさん、おーしゃんさん、私の7人。早めの時間にいつもの飯能駅に集合です。
お初の方々同士が挨拶をしていますが、Twitterでは交流があるので、『あれ?現実では初めてでしたっけ?』なんてこんがらがる事があります。
これだけメンバーが揃えば最初はお互いの技機材の話に。装備一新!って何か一新しすぎて新たな扉を開いてる人が!!奥様に内緒で嫁を増やすという一夫多妻制レーシング、奥様にカミングアウトをしたらどうなるんでしょうかね?(ニヤリ)
【今回のおまけ動画】
【今回もケースケさんが素敵な動画を作成してくれました。HDでどうぞ~】
もうここん家の子になります
和田峠よりキツイ!なんて言われていますが、この時点では脳内トラウマ指数は和田峠の方が上。というか和田峠のキツさがもう思い出せません。 ですが、流石ヒルクライムレースが開催されるだけの事はあります。ええ当然クソキツイです。コースの最初だからまぁ足は何とかなるでしょ。なんて甘い考えで行くような所じゃありませんでした。
ちょwww
逆から撮ってみよう
あーありがたい。ゴクゴクゴクゴク
炭酸飲むの早すぎじゃない?普通はそんなに飲めないよ?
え!?嘘?500mlじゃ全然足らないですよ!炭酸は血液ですよ?このパッケージの赤は血の赤です
ちげえよwww
思いっきり自分のせいでしょ!!
思わぬ伏兵の登場で完全に死亡。表側と違い、裏側は中々路面が荒れていてデンジャラスなゾーンも。そういえば降ってる時に危ない箇所があったなぁと思い出します。登りも下りも走ってみると、パズルのピースがガッチリと組み合うあの感覚に似たような物を感じる事があります。
ゼーハー・・・ゼーハー・・・もう二度と上らないわ・・・
【今回もケースケさんが素敵な動画を作成してくれました。HDでどうぞ~】
お話も程々に出発します。珍しく先頭を引きましたが、後ろからのプレッシャーが強烈過ぎてオーバーペース気味で初っ端からあっぷあっぷ。アムロに当てられたギュネイの気分。お見せ出来ませんが、とてもよい笑顔です。悪魔の微笑みです。私の背中に向けて何かしら送ってきやがってます。もしくは尻に。恐ろしいですね。
東京ヒルクライムステージのコースが始まるやいなや私は安定の最後尾。登りはまだ始まっていませんが、早速遅れだします。
まぁ人外のメンバーだし、いつもの通りに最後尾でゆるゆる行くか
自分で前フリを入れて予防線を張っていましたが、本格的な登りが始まって無いのにこんなんで大丈夫か?と思った頃に成木の家に到着。助かった!!と昇り始める前に小休止。
ぼんちゃん顔が死んでるよwww
もうここん家の子になります
満身創痍なので即効で炭酸注入一気飲み 。登り始める前に炭酸!?正気か?とか思われるかもしれませんが、安心してください正気です。
喉も潤ったし先は長いので、本日1本目の登りである成木、スタートです。
成木は路面が荒れていてちと危ない。と聞いていましたが、レース前日という事もあって、かなり綺麗に掃除されていました。中々走りやすくてよい道ですね。数件の民家を通り過ぎた後は、峠特有の濃い緑の中を進んでいきます。談笑しながら登るって本当に楽しいんですよねぇ。
なんて思ってたらこれだよ!いつも油断しちゃうって漫画とかのお決まりのキャラみたいになってる!!!
和田峠よりキツイ!なんて言われていますが、この時点では脳内トラウマ指数は和田峠の方が上。というか和田峠のキツさがもう思い出せません。 ですが、流石ヒルクライムレースが開催されるだけの事はあります。ええ当然クソキツイです。コースの最初だからまぁ足は何とかなるでしょ。なんて甘い考えで行くような所じゃありませんでした。
げんなりと登っていると、ケースケさんさんがお迎えに来てくれました。 励まされながら何とかペダルを回していきますが、既に限界。本日のコースではここが前菜です。前菜でお腹いっぱいとか言ったらシェフにズタズタに細切りにされそうですが。
成木制覇。最初の峠で出し切ってしまった感が半端ない!きつ過ぎる!! そして汗だくです。この日の気温はそこまで高く無いものの、これからの季節はヒルクライムって苦行以外の何物でも無いんじゃないか?と思います。
全力を出し切った後ですが、今日のメンバーは全力ではしゃげるメンバーばかり。止まっても大人の遊び心には火がついてしまいます。せっかく横断幕があるんだから記念撮影をしようという事に。
ゴールスプリントの様子を再現する為に何往復もする野郎たち。あーでもないこーでもないと繰り返しますが、満足する一枚が撮れません。
あー、わかったこれ。横断幕が真っ白だから、ゴールシーンって感じが薄いんだ。
ちょwww
逆から撮ってみよう
うん。思いっきり降ってるわwww
山王峠をダウンヒルをして飯能側に向かいます。
登り終わった後はほぼ平坦路で次の峠にアクセス出来る、これが最初に書いた通り、飯能の魅力です。しかも自販機は多く設置されているので、飲み物なら楽に補給がしやすいです。補給食さえあれば結構坦々と走り続ける事が出来ます。
裏天目指峠に入る前に自販機で小休止。
コーラこれ以上飲めないのでぼんさん飲んでください(;´Д`)
あーありがたい。ゴクゴクゴクゴク
炭酸飲むの早すぎじゃない?普通はそんなに飲めないよ?
え!?嘘?500mlじゃ全然足らないですよ!炭酸は血液ですよ?このパッケージの赤は血の赤です
ちげえよwww
う、うう・・・腹が重い・・・炭酸で膨れてゲップが・・・これが裏天目指の罠か・・・
思いっきり自分のせいでしょ!!
思わぬ伏兵の登場で完全に死亡。表側と違い、裏側は中々路面が荒れていてデンジャラスなゾーンも。そういえば降ってる時に危ない箇所があったなぁと思い出します。登りも下りも走ってみると、パズルのピースがガッチリと組み合うあの感覚に似たような物を感じる事があります。
裏子の権現入り口に到着です。表と比べると、裏からの方が入り口区間はぶっ転がすという雰囲気が満点です。 表から上ってるから裏も一応クリアー出来るかな?なんて思っていた油断を速攻で叩き折ってくれます。流石子の権現。
いつもは一気に下ってしまうので、上ったらどれ位キツイんだろうか?とふんわりと考える程度でした。なので今回はせっかくなのでゆるゆる上りながら撮影を楽しむ事にしました。なんて言っていますが安定の最後尾という事への言い訳です。
路面の状況も悪くなく、表側のような強烈な斜度は余りありません。ですが、やはり斜度は常時10%オーバー。ジワリジワリと体力を削ってくるような厭らしい仕様です。表と裏でこんなにも味付けは違うとは思いませんでした。最近では子の権現は通過地点。なんてネタ用語も出来上がりつつあるみたいですが、やはり子の権現は子の権現でした。
しかし表より楽なのは確か。、あの激坂は上れる気がしない!けど子の権現のお守りを買いたい!聖地巡礼?に行きたい!という方は裏から上ってみるといいかも知れません。
しかし表より楽なのは確か。、あの激坂は上れる気がしない!けど子の権現のお守りを買いたい!聖地巡礼?に行きたい!という方は裏から上ってみるといいかも知れません。
あぁー!駄目だ!表よりマシだなんて言ってたけど糞キツイ!アホだ!アホ!裏もアホ坂だった!!
普通にキツイですよこれ・・・!!
さらっとこっち側から上ろうとか思ってたけど無理無理!サラダ油で炒めたと思ったら重油で炒めてたみたいな勘違いだったわ!!
普通にキツイですよこれ・・・!!
さらっとこっち側から上ろうとか思ってたけど無理無理!サラダ油で炒めたと思ったら重油で炒めてたみたいな勘違いだったわ!!
ゼーハー・・・ゼーハー・・・もう二度と上らないわ・・・
おーしゃんさんは子の権現初という事で記念のお守りをGET!しかし裏を上っただけではクリアとは言いません。早速あの凶悪なラスト300m区間に挑戦してもらいましょう。
久しぶりに来ましたがやはり強烈な斜度。 ヴァンホーテンの大きいアイスカップをスプーンで好きなだけえぐり取ったら出来た。みたいなライン。
とりにくさんの背中の嫁で癒されるのが、今日のライドの正解です・・・
大丈夫です大丈夫です。ちなみにラストはダート区間があります。
それ大丈夫じゃねぇwww
ロードに乗り始めると色んな場所に行けるよね。
ですねえ。けど普通は車で来ますよねwロードで来るような所でもないですよねwww
やっぱりローディーは変態!
でもロードに乗らなかったら絶対に来なかったですわ。本当、ロード始めて良かったっす。
冗談じゃないですよここ!?これで謎林表側より緩いってアホなの?
キツイ登りを一回こなせばその日の体内斜度系はぶっ壊れて、後半は激坂が激坂で無くなる。と書いた事がありますが、ここはそれが通用しません。正直登りながらずっとぶつくさと文句を言っていたのは覚えています。斜度は12%から落ちなかった位にしか覚えていませんが、成木よりキツイです。精神的トラウマである和田峠をも越えました。
と電車の時間を調べ始めます。ここから3駅行くといつもの東飯能駅まで戻れるので、自走で戻るよりは楽に帰れます。が、丁度電車は行ってしまいました。まぁ半分冗談だったしそろそろ帰るかなぁなんて出発した瞬間、
ここでモッキリと心が折れました。皆のパンクを直して駅まで頑張ろうよ!という声かけを振り切って、
俺は足枷か何かだったのかwww
やはりおーしゃんさん余裕のクリアです。 表のスタート地点から登ったとしても軽くクリアしてしまうだろうなという印象。
おーしゃんさん、ケースケさんが動画を撮りたいって言って降っていきましたよ?
ええ?そしたらもう一回上るんですか?
流石に二回目は・・・
めちゃくちゃ余裕ー!!!しかもケースケさんもいい感じに追撮してるーwwww
盛り上がると夢中になってしまうのがローディーの悪い癖。一人が上ると皆が上る。訳の分からない一蓮托生精神で、何故か全員が上るという仲の良さを発揮します。
やっぱクソキツイわ!!野郎だらけのきゃっきゃうふふ///なんて望んでないよ!!
とりにくさんの背中の嫁で癒されるのが、今日のライドの正解です・・・
遊び過ぎて昼飯の時間が遅れるというのもお決まりのコースです。ゆずの庄さんに予約の電話をしてみると、丁度お昼時過ぎたから空いてますよ。とお返事が。という事で皆で美味しいうどんを頂きました。
この後は中々行く機会が無かった竹寺へ向かいます。あきあさんが言うには仮想子の権現にうってつけの場所らしいです。もう激坂はいいんじゃないかな…
いきなりこの路面の悪さ!そして小屋が潰れてるよ!?本当にこの先お寺あるの?廃寺とかじゃなく?
大丈夫です大丈夫です。ちなみにラストはダート区間があります。
それ大丈夫じゃねぇwww
そもそも車で来るのが当たり前の場所ですから、多少路面が荒れて様が関係ないと言うのが普通です。そこにロードバイクで来てしまう我々の方が異質なのです。
いやー立派な竹林。ロードに乗ってこんな所に来るとは思わなかったなあ。
ロードに乗り始めると色んな場所に行けるよね。
ですねえ。けど普通は車で来ますよねwロードで来るような所でもないですよねwww
やっぱりローディーは変態!
でもロードに乗らなかったら絶対に来なかったですわ。本当、ロード始めて良かったっす。
竹寺をダウンヒルしたと同時にとりにくさんは離脱。
あぁ!貴重な癒し成分(背中の嫁)がぁ!!
本日のラストである謎の林道裏に突入します。左が子の権現。真っ直ぐに行くと謎の林道です。正直時間的にもう行かなくていいんじゃね?的な雰囲気を醸し出しましたが、却下されました。
あきあさんが以前通った時からそのまんまになっているらしい倒木。うわこれ危ねぇ!なんてはしゃぎたくなりますが、そんな余裕はございません。既に足は終わっております。脱力登坂にも限度がありますが、足つきだけはしない。という謎の意地だけは残っております。
無理無理 !!足つき無しとかどうでもいい位にキツイ!クソキツイ!今日一キツイ!クソです!バカなの!?こんなにキツイの!?
ぼんちゃんは余裕が無くなると口悪くなるんだよなぁwww
冗談じゃないですよここ!?これで謎林表側より緩いってアホなの?
キツイ登りを一回こなせばその日の体内斜度系はぶっ壊れて、後半は激坂が激坂で無くなる。と書いた事がありますが、ここはそれが通用しません。正直登りながらずっとぶつくさと文句を言っていたのは覚えています。斜度は12%から落ちなかった位にしか覚えていませんが、成木よりキツイです。精神的トラウマである和田峠をも越えました。
終わりよければ全て良し。なんて言えません。ここは絶対に!2度と!来ません!ましてや表側からリベンジしようよ?なんて事も致しません!封印指定です!
謎の林道を何とか終えて東吾野駅で最後の休憩。削られ過ぎた精神から、
もうここで輪行していいんじゃね?
と電車の時間を調べ始めます。ここから3駅行くといつもの東飯能駅まで戻れるので、自走で戻るよりは楽に帰れます。が、丁度電車は行ってしまいました。まぁ半分冗談だったしそろそろ帰るかなぁなんて出発した瞬間、
パンクしてるんですけどぉぉぉぉwwwww
ここでモッキリと心が折れました。皆のパンクを直して駅まで頑張ろうよ!という声かけを振り切って、
ここで!DNFで!ジロ・デ・飯能DNFです!!お疲れ様でした!!お疲れ様でした!!!
ぼんさんが居なくなった途端にラストの峠でアタックが…
俺は足枷か何かだったのかwww