普段お世話になる事が多い埼玉。ロードバイクを始めてからというものの、何度訪れたか分かりません。ホームコースである江戸川CR右岸は埼玉県。そうです。江戸川を走れば自然と埼玉へ足を踏み入れているのです。もうほぼ地元と呼んでも差し支えない程度に触れ合っていますお世話になっています。
僕らの永遠の友達である野原しんのすけ君も埼玉は春日部在住。春日部からしんちゃん電車に揺られながら、今回はいつもの飯能の更に奥へと向かいます。鈍行移動時間ちょうど3時間。
僕らの永遠の友達である野原しんのすけ君も埼玉は春日部在住。春日部からしんちゃん電車に揺られながら、今回はいつもの飯能の更に奥へと向かいます。鈍行移動時間ちょうど3時間。
ローカル路線3両編成よろしくで向かうは秩父。あの花で一躍有名になり、最近では大型温泉施設も出来たバブリーな街!に通っている西武秩父ではなく、秩父鉄道で僕は向かいます。僕の住んでいる地域からだと、都内は池袋からレッドアローに揺られるよりも、羽生へ乗り継いで向かい、各駅停車に乗ったほうが実はアクセスが良いんです。JRと比べると値段も半分以下ですし、時間も10分程度しか変わりません。あえていうと2時間程各駅停車に揺られるので、お手洗いは事前に済ませておく事をお勧めします。
先月誕生日を向かえ、大台の歳に更に近づいた僕には少し眩しい地名の【御花畑駅】西武秩父駅の真横にあるのにポツン。と静かにある駅舎。もちろん電子マネーの類は使えないです。切符は車掌さんが改札で捥ぎってくれる。初体験の出来事なのにものすごくノスタルジー感じちゃいました。
【もし電車に乗っている最中にトイレに行きたくなったらどうしよう!!】という不安から朝飯は抜き。というか用事がある時はトイレ問題勃発を避けるために基本朝飯は食べません僕。幼少期からお腹ゆるゆる系少年だったもんで、この歳になってもトラウマ抱えてます。
改札を抜けた先に雰囲気の良い蕎麦屋を発見。集合時間まではまだ余裕がある、しかしそばを食っている余裕は流石に・・・と諦めていた所に目に入ったのはおにぎり。しかもお一つ100円。即効でロードバイクを組み立てておにぎりをもぐもぐ。鮭と昆布のスタンダード中身ですが、いやまたこれが旨いのなんの。覗けば意外とメニューもあるらしく、帰りに晩飯を食って帰る事が決定。
改札を抜けた先に雰囲気の良い蕎麦屋を発見。集合時間まではまだ余裕がある、しかしそばを食っている余裕は流石に・・・と諦めていた所に目に入ったのはおにぎり。しかもお一つ100円。即効でロードバイクを組み立てておにぎりをもぐもぐ。鮭と昆布のスタンダード中身ですが、いやまたこれが旨いのなんの。覗けば意外とメニューもあるらしく、帰りに晩飯を食って帰る事が決定。
雲ひとつない晴れ間が広がっています。【初秩父でこの天気はズルイね!】とお墨付きをもらう。梅雨入り前最後のカラッ!と晴れた休日ライドのスタートです。
今回のルートはこちら
今回のルートはこちら
一度走っただけでは分からない地元道をアテンドしてもらい秩父鉄道沿いを進みます。
鉄道むすめの可愛さに思わずスタンプラリーを始めたくなりましたがまだライドは始まったばかりなのでグッと我慢。
鉄道むすめの可愛さに思わずスタンプラリーを始めたくなりましたがまだライドは始まったばかりなのでグッと我慢。
目的の林道まであと少し。軽いアップダウンをこなして爽やかな緑の中を進みます。大きな岩壁がむき出しになっているのを見て奥多摩の雰囲気に似ているなと。
所々設置してある熊出没注意の看板に少しビクビクしながらも、人里離れた大自然の空気を吸い込んでリフレッシュ。
本日のメインは開通再開したばかりの【大血川林道】強烈な斜度はありません。所々10%オーバーが出てくるものの、基本8〜9%辺りで進みます。途中にあった渓流釣り所が最後のトイレ&自販機スポット。距離が長いのできちんと補給しておきましょ。
そして既にケータイは圏外で電波は入りません。何かしらトラブルがあっても助けを呼べないスポットです。交通量はそこそこあるので、通りすがりの人に助けを求める事は出来ると思いますが、十分注意したい道ですね。
随分と埼玉の奥地へ来たな〜。と秩父駅で思っていましたが、この案内板を見て驚き。埼玉は更に奥深く広がっています。ほぼ群馬だと思っていたような場所も埼玉。流石に輪行で行くには厳しい場所もありそうですが、いつかは走りに行きたいものです。
ハードテイストな名前の割りに実は結構かなり走りやすい林道。路面の舗装がしっかり綺麗ですし木陰も多く涼しく走れます。
軽さを求めていない僕ですが、やっぱり登りは辛いわけで。楽しさも感じるのですが、重力には逆らえません。しかし車体を軽くするという選択肢はノー。機材の軽量化には全く興味なし。
軽さを求めていない僕ですが、やっぱり登りは辛いわけで。楽しさも感じるのですが、重力には逆らえません。しかし車体を軽くするという選択肢はノー。機材の軽量化には全く興味なし。
ひーひーぜーぜー!と息を激しく荒げる事も無く気づいたら絶景区間へ突入。大きく切り出された岩肌と眼下に広がる秩父の街にテンションがあがります。もう少し崖際の木が切り開かれていればもっと綺麗なのにー!なんて会話をしながらゆるりとヒルクライム終了。
【大血川林道】☆4あげちゃいます。中々おススメな綺麗な林道。ちと秩父遠いなー!という事もありますが、一度は走ってみるとよろしいかと。補給場所が限られるので、これからの時期走る際にはしっかりと準備をおススメします。加えて冗談ではなく熊注意の看板が乱立していたので、野生動物にもtake care!
三峰神社のお食事どころで秩父名物【わらじかつ丼】を食す。感想・・・意外とんまい!!値段が値段だから観光地飯価格なんだろうな~。そんなたいしたもんじゃないんだろうな~。と勝手に予想をしていましたが見事に裏切ってくれましたどうもすみません。かぶりつき応えのあるカツと大盛りのご飯をかっ込む。山で取れたなめこを使った味噌汁も旨し。うむ、秩父恐れ入りました。
日本狼を信仰した珍しい三峰神社にお参りへ。巨大なご神木にパワーを貰い参拝・・・なにやら所得や休みの願いをしている現代っ子達の呟きが漏れ聞こえてきました・・・もちろん僕もお金がたくさん入りますよーに!と力強くお願いしてきました。
中々にテクニカルな下りを終えて無事に秩父湖を通り栃本関所跡へ。なんでも埼玉のマチュピチュと呼ばれている集落らしい。林業で暮らしている方たちが数世帯いらっしゃるようで静かな地区でした。桃の花が咲き誇る景色が素晴らしいようです。