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 長野旅行へ行くようになってから今年でもう3年目。今までの人生で旅行に馴染みのなかった僕ですが、仲間たちと行く長野は、すっかり毎年恒例の行事となりました。一年目の長野はお盆にロードバイクで初の新幹線輪行。満足する旅になりましたが、【木崎湖周辺で遊ぶんだから松本に宿を取る必要は無いな。】という結論になりました。二年目の長野はGWにルートを変えてまたロードバイク。宿を白馬に取りましたが、【ロードバイクは移動に時間がかかるから、どうしてもスケジュールに余裕がない。】

 どちらも120%満足する計画を立てていましたが、実践したからこそ色々と見えてくるものがありました。そこで3年目の今年は【・移動時間を気にせず好きな所を周りまくる・目的地は木崎湖なんだから木崎湖に泊まる】が目標!という事で今回はあえてロードバイクを選ばずまさかのレンタルの原付!誰か1人くらい死ぬんじゃねぇか?という不安を抱えながらも長野の地へ降り立ちました。


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wqLuaEbJ_biggerトンネル越えた途端に窓ガラスに水滴が付いてたけど。




icon4099180455555141070hhound3_bigger雲が近いwww通行人傘差してるwww




3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggerめっちゃ雨降ってるwwwコケて死にます。




wqLuaEbJ_biggerあとコンタクトレンズ忘れたから買ってくる。




3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggericon4099180455555141070hhound3_biggerおいいいいいいいぃぃい!!

 


 長野駅に着いた途端の忘れ物宣言と雨のWパンチで先行きが全く読めない展開に早くも1回目の作戦会議。一先ずゆっけさんは10時開店と同時にコンタクトレンズを作成。僕とへるさんは10時に予約してあるバイク屋へ一足先に向かうことにしました。


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3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_bigger開店前だけど既にバイク屋の親父さん風の人がおる。そしてあの三台は確実に俺らのだろうね。



icon4099180455555141070hhound3_biggerどうせゆっけさんが来るまで時間あるし、コケないためにも少し練習がしたい。昔信号が1つしかない沖縄の離島で乗って以来だから死のヴィジョンしか見えない。

 

 レンタルバイクの諸々の手続きを完了させて早速走行開始です。住宅街を…時速20km程で車が来ない通りを延々と行ったり来たりして練習。


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3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggerははぁん…全く慣れん!!




icon4099180455555141070hhound3_bigger奥歯が砕けそうだ。

 


 お互いひき肉になる事だけは避けようと誓いとりあえず出発。今回は1年目と同じ406号を使ったルートで木崎湖へ向かいます。このルートは車通りも少なくローディーにも人気のルート。慣れない原付を練習しながら、ゆっくりと向かうには最適です。


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 出発する頃には雨も上がり路面も少しずつ乾いてきました。しかし何分にも久しぶりの原付、市街地を抜けるだけでも一苦労ありました。が406号へ入ると前にも後ろにも車が居なくなり一安心。ゆっけさんとの合流先を鬼無里の道の駅に決めたので、一先ずそちらへ向かいます。

 雲がかかった山の中へと進んでいるので爽快感はありませんがそこはやはり長野、関東とは違います。長野への憧れが強すぎてそう思い込んでいるだけかもしれませんがそれも長野パワー。小雨が降っていてもリフレッシュしてくれる空気があります。


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 原付バイクとロードバイクの違いはなんと言ってもスピード。延々と定速で進んでくれるモーターサイクルの恩恵はやはり大きいですね。疲れ知らずで予定していた時間よりも早く目的地へとたどり着く事が出来ました。まさにあっとゆうま。


3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_bigger何の疲労感も無いままに鬼無里に着いてしまった。




icon4099180455555141070hhound3_bigger長野へ来たら必ず寄るいろはなさん通の我々だが、こんなに余裕のある来店は初過ぎてヤバイ。



 実はゆっけさんを待つ暇つぶしにいつも左手側に見えていた高台方面を散策してみようか?なんて話も出ていたのですがこの時すっかり忘れていました。がその高台が、後々我々を驚かす事になるとはこの時誰一人として予想もしていなかったのです。


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 疲れてなくてもいろはなさんのおやきは美味しく、僕は去年からハマったサーモンベーグルも注文。ここのりんごジュースがいっちばん美味い!のですが流石に身体が冷えていたので今年はスルー。

 そうなんです、原付バイクだとロードバイクと違って汗をかかないんですよ。当たり前だろそんな事。と思われるかもしれませんが、ロードバイクでの移動が常の我々にとって、長距離移動をして汗をかかないという体験が希少。慣れない原付で冷や汗こそかきますが、これを一体どう表現すればいいんだ?と色々と原付バイクに対する評価が追いついていませんでした。そうこうしているうちにゆっけさんが追いついて来ました。そして東京から自走で来るはずだったすぎさんが、まだ東京の自宅に居るという連絡。どうなるすぎさん!?


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 406号ルートといえば嶺方峠。勾配はゆったりとしているものの木崎湖へ向かうヒルクライムスポット最大の山場で、かつトンネルを抜けた先の雄大な北アルプス山脈を見渡せる見せ場でもあります。

3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggerおおおぉん!??お、終わった!?




wqLuaEbJ_bigger嶺方峠ってこんなにあっけなかったっけ?




icon4099180455555141070hhound3_biggerもっと長いと思ったらすぐだったぞ…

 


 エンジン恐るべし。右手を捻っているだけで、歯を食いしばりながらロードバイクで登った過去の苦い想い出が駆け寄ってくる前に千切ります。


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 呆気なさを感じるものの時間的余裕は過去1番!という事でそそくさと木崎湖キャンプ場にチェックイン!お盆という事でキャンプサイトはパンパン。僕らは今回バンガローを予約していたのでそっちで寝泊まりします。


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3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_bigger田舎のおばあちゃんちのトイレの近くの臭いがすりゅ!!




icon4099180455555141070hhound3_biggerシッ!!!だまらっしゃい!


 


 今年こそはがっつり木崎湖で泳ごう!!と意気揚々としていた僕は、メンバーの中で1番最初に海パンと水中眼鏡を購入。天気は曇り空で若干肌寒いですがそんなことで心折れる僕ではありませんでした。が、入水後クソ寒かったのと前日に首を寝違えていたので20分ほどで湖水浴を終了。旅先ではしゃぐと体調を崩す理由を悟る事が出来た事に、自分の成長を感じました。


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 晩御飯を食べるにはまだ少し早いという事で定番の小熊山へ登って来ました。小一時間ほど前の嶺方峠の経験から、原付ならばあっとゆうまだろうな。と思っていたら、これが長い長い。原付でも疲れる位の登りようで、昨年はよくこんなルートをロードバイクで登ったな、と自分で自分を褒める程です。こんなに苦労したならきっと二度と登らないだろうな。と旅先で思ってはいけない事No.1思考が頭をよぎりつつも、この景色を見たらこの言葉しか出て来ません。


icon4099180455555141070hhound3_biggerwqLuaEbJ_bigger3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggerやっぱり木崎湖は最高だぜ!!

 


 こんなにも見事に湖を見下ろす事の出来るスポットがほかにあるでしょうか?いやあるのかも知れませんし僕が知らないだけだと思いますが、やはり小熊山から見下ろす木崎湖は最高です。この景色を見るために1年間なんやかんや頑張って踏ん張ってきたのです。全てが報われる一瞬というものは存在するんです。


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 心の中の木崎湖と目の前の木崎湖を擦り寄せてまたもう1年頑張ろう!!という儀式を終えた我々一行を現実に呼び戻したのが腹の虫。都内では24時間いつでもと言って良いくらいご飯屋さんが存在していますが、ここ長野の片田舎ではそうはいきません。時刻は夕方5時を回ろうとしてます。そろそろ飯屋を探さなければ、昨年の白馬のガストの二の舞になってしまいます。


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 右手首を捻ってブィーーン!!とアクセルを回し信濃大町駅前までやってきました。一昨年結局寄らなかった【豚のさんぽ】というお店を思い出し立ち寄る事にしました。
 
 美味い!流石長野と言わざるを得ない唐揚げの旨さ。鶏肉は分厚く衣はサクサク。肉自体に味を付けず、付け合わせの塩で好みの味にしておくれ。というのがなんだか通です。ただ店名の豚成分がチャーシューだけなのはどうなんだ?という疑問が浮かんでいましたが、美味かったので良しとしましょう。


 腐った木の床がミシミシと鳴るバンガローに戻り軽く絶望を思い出しつつも、風呂に入ってゆっくり旅の疲れを落とそう。と木崎湖温泉ゆ〜ぷるへ。


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icon4099180455555141070hhound3_bigger若かりし頃の俺は『この温泉に深衣奈(おねがい☆ツインズ)も入っていたんだから俺も(自主規制)』



3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggerせっかくの温泉が台無しだよ!!


 

 風呂から上がると東京からすぎさんが到着していました。昼過ぎに東京にいて21時には木崎湖にいるってちょっとよくわかりませんが、すぎさんはそこにいました。



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 やっと4人揃ったので星空の撮影だーー!!と風呂からの帰り道に見た満点の星空を撮影しに出発するもあっと悠馬に雲の中へ。へるさんいわく以前戦場ヶ原で見た星空よりも凄かったらしいです。僕も今までに見た事のない星の数に、寝違えている首の痛みを忘れて空を見上げ続けていました。


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 残念ながら雲が出てきてしまい満点の星空撮影は出来ませんでしたが、代わりに例年には出来なかった夜の海ノ口駅撮影会から静かな湖畔ドライブを楽しみました。


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 2日目の木崎湖。夜が明けて間も無い時間帯の木崎湖は幻想的です。まるで空から青色が落ちて来たような静の一瞬。多くの人が木崎湖に心奪われる理由をまた1つ発見出来ました。


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 朝一でへるはうんどさんと木崎湖ドライブ。また東京で頑張ろう。絶対にここに戻ってこよう。という疲れ切った社会人が東京で頑張るためのエネルギーを充電。素晴らしい長野との別れに鼻の奥がツンとしてきます。


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 帰り道はすぎさんがオススメの小川アルプスラインへアテンドしてくれました。小川村を縦断する全長12kmある観光ラインで、各所に展望台が設置されており、天気が良いと雄大な北アルプスの山々を一望出来るそうです。あいにく今回の長野旅では雲に邪魔され北アルプスを見ることは出来ませんでしたが、眼科に広がる小さな集落も絵になることに気付いたり、あの雲の向こうにアルプスが!!とパズー的なサムシングも体験する事が出来たので良しとしましょう。

 原付バイクだから来れたものの、この小川アルプスラインの斜度は相当なものです。フルスロットルで回しても小さなエンジンが悲鳴をあげながら時速20kmしか出ないほどの激坂。こんな所ロードバイクで登れないなぁ…なんて考えていたらお一人だけ、raphaのRCCメンバーの方が登っていました。素直に尊敬です。しかもこの小川アルプスライン、往路で覗きに行こうとした鬼無里の高台の先にあるんです!まさかここに繋がっているとは思いもしなかったので驚き。ということはですよ。このルートでも木崎湖へ行く事は出来るんです。いつかはこのルートを使って絶景を楽しみながらヒルクライムを楽しみたいものです。 


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 今回の原付バイクでの長野旅で、速さだけでは見えない物もある。と強く思いました。これはきっと僕が普段からクルマに乗る環境になくロードバイクを5年乗ったからこそ感じた事だと思いますが、あぁここ通ったなー。という場面が一瞬で通り過ぎ、見たことのある景色が短い間隔で訪れます。きっとロードバイクで訪れた事が無かったなら気づかなかった景色なんだろうな。という意識のズレを感じました。ヘトヘトになるまでロードバイクで走り、帰りの電車の中でぐったりとする身体の疲れも、満足感には欠かせない必要な1つのピースだと分かりました。

【写真提供へるはうんどさんのブログはこちら→しおいんですけど



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