前回の続きでカメラのお話。

 こそこそっと書いていこうと思っていたカメラ記事も、気づいたら一か月程滞っていました。備忘録的にこの一年を振りかえってみようと思っていたのにこれではまるでチラシの裏です。かといって書く内容もあまりなく中身が薄いのは承知の事実、あまり気が乗らない・筆が走らないっていうのにはそこらへんもあるのです。それでも、そんな記事をちょこちょこと読んでくださっている方もいるみたいで、とてもとても嬉しいのです。


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 カメラを買うきっかけというか嵐の中心人物というか、いつもお世話になっているへるはうんどさん。カメラに関してでいえば完璧に師匠様のポジションです。カメラのカの字も分かっていない素人な僕に、あれやこれやと教えを説いてくれているありがたい方であります。

 ですがそこは初心者の僕。色々と学ぶことは多いけれど、体感せずに知識だけ先走った結果どういう物かという本質が理解できていない。みたいな状況に陥るわけです。例えばこんなの必要ないでしょ??と思っていても、
 『今何を撮るか分かってないだろうけれど、半年後には~を撮りたくなっていて、結局~を買う事になるよ。』

 ノストラダムスかよあんたは。みたいな感じで言い当ててくるんですよマジできっかり半年後に。この人の言ったとおりになるのが、これがまた悔しくて敵わないな~と思うところです。


 それでそんな人が近くにいると加速度的に写真を撮っていくわけなのですよ。撮りたいものは分からないけれど撮る。しいて言うなら格好つけたい写真を撮るみたいな、誰しも格好をつけるという事はあるでしょう。それは写真でも同じで、自分が格好いいと思っていたイメージに近づけて撮る。といった方が分かりやすいかもしれません。砕いて言うと模写です。



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 とりあえずアートな雰囲気を探してみたり、既存のアートを撮ってみたりしてみるわけです。そこで初めて【格好をつけるって難しい】と気づくわけです。僕はもうほんとこれを痛感しました。今でも毎日歯がゆいというか悔しいというか。自分の理想に近づけるっとなんて難しいんだ!と、同時に、自分の作品を作っている人って凄いな!!と、自分の立ち位置を思い知らされるというか。

 プロになってこれで食っていこうなんて気はさらさらありませんが、斜に構えて向上心を放棄した趣味というもは趣味ではないという性質なもので、こうなんか、趣味としてとても楽しいんだけれど3割くらいずっと悔しい!wみたいな。コピーをするにしても色々と考えねば撮れない、考えても撮れないという事がだんだんと分かってきて、それもまた楽しいんですよね。

 途中から何を言っているのかよく分からなくなってしまいましたが、この青臭さい感じも好きなんですよね。がむしゃらというか、初心者の時のこの気持ち。これから先玄人になるかは別として、始めたてのフレッシュさとエネルギーは必ずどこかで無くなってしまう、それはロードバイクで分かっているので。


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 自分に足りない知識・経験を埋めていこう!として必死で好きの隙間を埋めていくと、必然的に人は新しい物を買うのです。そういえば【焦点距離を埋めていく】っていうのを、どこかの誰かに言われたような。

つづく