ロングライドでいこう(仮)

初心者の私がロードバイク関連の日記を細々と書けていければと思いブログを始めました。よかったら見てやってくだちい。

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輪行

千葉〜秩父 白石峠は良い峠

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  新車を手に入れたから頑張ろう!!とテンションが上がった訳では無く、ただ単に輪行が面倒臭かったのとご飯を美味しく食べたかった。という理由で飯能まで自走をしてみた。

  流石に横に恐ろしく長い埼玉の、端から端の入り口(ラストダンジョンの入り口が飯能だと思ってる)まで自走するなんて今までは考えた事も無かったけれど、やってみたら何とかなったのが今回の記事。

  丑三つ時から降り始めた雨が残したウェットな路面。新車汚れるぅぅ!!と若干下がったテンション。けれど天気予報は右上がり。まぁそのうち乾くだろうし、飯能に着く頃には最高のライド日和になるだろう。とやけくそに水溜りに突っこむ。


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  野田橋を渡り県道80号線を直進。地理的にはたぶん松伏。この辺りは一度走ったことがなかったのでかなり新鮮だった。といっても景色はいつもの県境にある埼玉。会社の倉庫や広い田んぼが広がっていた。


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  田舎特有の癖のある会社を発見。こうゆう変わったオブジェ、創業者の趣味が表に出てる所ってなんだかなぁ。と思ってしまうのは僕が捻くれてるからだろうか。ただ単にそれ関連の会社なのかもしれないけど、なんだがワンマンなイメージをしてしまう。見てる分には楽しいけれどね。


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  田舎道は長く続くけれど途中で国道16号を走るのは避けられない。いや、避けられるんだけれども、細かい住宅街と点在する小さい用水路をウネウネと進まなくちゃならない。なのでえいや!!と覚悟を決めて16号を進む。

  コンクリートがボコボコに捲れていてかなり走りづらい。流石に危ないなー。という区間は歩道を行く。自転車も通行可。とあるけれど明らかに道幅狭い。


  越谷辺りを越えたあたりから県道2号に復帰。自転車道が配備されていて天国かと思った。けれどまぁ直ぐに無くなるし、マンホールが端に寄せられていたりしてあまり走りやすいとも言えない。けどあるだけマシ。湿気といつのまにか出ていた日差しで汗で全身から汗が吹き出す。


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  16号バイパスをなんとか攻略して荒川を越えた。確か以前、立川のCafe蘖まで自走した時は荒川までが物凄く遠かったな。今回は案外簡単だったのかな?なんて思いながら改めて埼玉の広さを感じる。


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  8時半の集合時間まで残り1時間半。途中、あまりの道の悪さに16号が嫌になってしまいグーグルマップのナビサービスを使い、気付けば川越まで来ていた。

  背中から聞こえる、左です。右です。北東に進みます。の声がひとりじゃない〜とDEENの名曲を思い出させる。バッテリーの消費が早いけれど、中々優秀なナビなので重宝している。


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  飯能の文字が青看板に出てきてやっとホッとした。青看板を見ると水曜どうでしょうの1シーンを思い出すのは俺だけじゃないはず。

  安心したのかどっとお腹が空いてきた。国道沿いに何度かゆで太郎を見つけて入るかどうか迷う。実はゆで太郎で食べたことがない。食い道楽コーラさんが定期的に食べている朝食セットがあまりにも美味しそうで、いつか食べたい!!と思っていたのだ。

  だがちょうど良いところにゆで太郎は無く、そのうち良い店があるだろう。とそのまま進む。


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  299をそのまま飯能駅まで進むしか道はない。と思っていたが、橋を渡っている途中にサイクリングロードを発見したので即突入!道が伸びている先に飯能の山が見えているからたぶん大丈夫だろう。とここからはナビを切断。今までありがとうグーグルの音声さん。

  途中で入間川CRを走っている事に気づく。正式名称は確か川越なんちゃら自転車道だったような。そういえば昔ナベキチさんや誰かに飯能からの帰り道に引いてもらったのを思い出した。

  あの時は仲の良かったローディーも今では…なんてセンチメンタルな事は思わなかった。出逢いと別れはいつも突然なんだ。仲良くしたい人とだけ仲良くするのが僕です。


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  川が湾曲している部分で若干飯能から逸れてしまうので早めに299沿いに復帰。後で調べたらもう少しCRで真っ直ぐ進めたみたいだ。けど飯能の路地裏の道も中々良かった。朝早くて人も交通量も少なかったからそう思ったのかもしれないけれど、住宅街の道は地元に似ていてなんだか走りやすい気持ち。


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  早めに県道に復帰したので朝食の店探し。すき家狭山店を発見したのだけれど、ロードバイクに鍵をしてガーミンを取り外してドアへ向かうと施錠されている。えー!?なんでー!?と看板を確認するも24時間営業。店員さんー?とノックをしてみるが反応無し。とそこで気づく張り紙。

  ちーん。朝ご飯が食べられない事よりも、従業員不足なのかなぁ?と考えてしまい少しテンションが下がった。けどこれで働いてる人の負担が軽くなってるならこれでいいじゃないか〜。24時間営業とか〜、と書き出すと浅い事しか書けないからやめておく。


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埼玉の秘境!奥秩父へ潜入して大血川林道を制覇せよ!

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 普段お世話になる事が多い埼玉。ロードバイクを始めてからというものの、何度訪れたか分かりません。ホームコースである江戸川CR右岸は埼玉県。そうです。江戸川を走れば自然と埼玉へ足を踏み入れているのです。もうほぼ地元と呼んでも差し支えない程度に触れ合っていますお世話になっています。

 僕らの永遠の友達である野原しんのすけ君も埼玉は春日部在住。春日部からしんちゃん電車に揺られながら、今回はいつもの飯能の更に奥へと向かいます。鈍行移動時間ちょうど3時間。



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 ローカル路線3両編成よろしくで向かうは秩父。あの花で一躍有名になり、最近では大型温泉施設も出来たバブリーな街!に通っている西武秩父ではなく、秩父鉄道で僕は向かいます。僕の住んでいる地域からだと、都内は池袋からレッドアローに揺られるよりも、羽生へ乗り継いで向かい、各駅停車に乗ったほうが実はアクセスが良いんです。JRと比べると値段も半分以下ですし、時間も10分程度しか変わりません。あえていうと2時間程各駅停車に揺られるので、お手洗いは事前に済ませておく事をお勧めします。



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 先月誕生日を向かえ、大台の歳に更に近づいた僕には少し眩しい地名の【御花畑駅】西武秩父駅の真横にあるのにポツン。と静かにある駅舎。もちろん電子マネーの類は使えないです。切符は車掌さんが改札で捥ぎってくれる。初体験の出来事なのにものすごくノスタルジー感じちゃいました。



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 【もし電車に乗っている最中にトイレに行きたくなったらどうしよう!!】という不安から朝飯は抜き。というか用事がある時はトイレ問題勃発を避けるために基本朝飯は食べません僕。幼少期からお腹ゆるゆる系少年だったもんで、この歳になってもトラウマ抱えてます。

 改札を抜けた先に雰囲気の良い蕎麦屋を発見。集合時間まではまだ余裕がある、しかしそばを食っている余裕は流石に・・・と諦めていた所に目に入ったのはおにぎり。しかもお一つ100円。即効でロードバイクを組み立てておにぎりをもぐもぐ。鮭と昆布のスタンダード中身ですが、いやまたこれが旨いのなんの。覗けば意外とメニューもあるらしく、帰りに晩飯を食って帰る事が決定。


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 雲ひとつない晴れ間が広がっています。【初秩父でこの天気はズルイね!】とお墨付きをもらう。梅雨入り前最後のカラッ!と晴れた休日ライドのスタートです。




今回のルートはこちら


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 一度走っただけでは分からない地元道をアテンドしてもらい秩父鉄道沿いを進みます。

  鉄道むすめの可愛さに思わずスタンプラリーを始めたくなりましたがまだライドは始まったばかりなのでグッと我慢。


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  目的の林道まであと少し。軽いアップダウンをこなして爽やかな緑の中を進みます。大きな岩壁がむき出しになっているのを見て奥多摩の雰囲気に似ているなと。


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  所々設置してある熊出没注意の看板に少しビクビクしながらも、人里離れた大自然の空気を吸い込んでリフレッシュ。



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  本日のメインは開通再開したばかりの【大血川林道】強烈な斜度はありません。所々10%オーバーが出てくるものの、基本8〜9%辺りで進みます。途中にあった渓流釣り所が最後のトイレ&自販機スポット。距離が長いのできちんと補給しておきましょ。

  そして既にケータイは圏外で電波は入りません。何かしらトラブルがあっても助けを呼べないスポットです。交通量はそこそこあるので、通りすがりの人に助けを求める事は出来ると思いますが、十分注意したい道ですね。

  随分と埼玉の奥地へ来たな〜。と秩父駅で思っていましたが、この案内板を見て驚き。埼玉は更に奥深く広がっています。ほぼ群馬だと思っていたような場所も埼玉。流石に輪行で行くには厳しい場所もありそうですが、いつかは走りに行きたいものです。


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  ハードテイストな名前の割りに実は結構かなり走りやすい林道。路面の舗装がしっかり綺麗ですし木陰も多く涼しく走れます。

 軽さを求めていない僕ですが、やっぱり登りは辛いわけで。楽しさも感じるのですが、重力には逆らえません。しかし車体を軽くするという選択肢はノー。機材の軽量化には全く興味なし。


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 ひーひーぜーぜー!と息を激しく荒げる事も無く気づいたら絶景区間へ突入。大きく切り出された岩肌と眼下に広がる秩父の街にテンションがあがります。もう少し崖際の木が切り開かれていればもっと綺麗なのにー!なんて会話をしながらゆるりとヒルクライム終了。



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【大血川林道】☆4あげちゃいます。中々おススメな綺麗な林道。ちと秩父遠いなー!という事もありますが、一度は走ってみるとよろしいかと。補給場所が限られるので、これからの時期走る際にはしっかりと準備をおススメします。加えて冗談ではなく熊注意の看板が乱立していたので、野生動物にもtake care!


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  三峰神社のお食事どころで秩父名物【わらじかつ丼】を食す。感想・・・意外とんまい!!値段が値段だから観光地飯価格なんだろうな~。そんなたいしたもんじゃないんだろうな~。と勝手に予想をしていましたが見事に裏切ってくれましたどうもすみません。かぶりつき応えのあるカツと大盛りのご飯をかっ込む。山で取れたなめこを使った味噌汁も旨し。うむ、秩父恐れ入りました。



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日本狼を信仰した珍しい三峰神社にお参りへ。巨大なご神木にパワーを貰い参拝・・・なにやら所得や休みの願いをしている現代っ子達の呟きが漏れ聞こえてきました・・・もちろん僕もお金がたくさん入りますよーに!と力強くお願いしてきました。


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中々にテクニカルな下りを終えて無事に秩父湖を通り栃本関所跡へ。なんでも埼玉のマチュピチュと呼ばれている集落らしい。林業で暮らしている方たちが数世帯いらっしゃるようで静かな地区でした。桃の花が咲き誇る景色が素晴らしいようです。


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帰り道の途中で寄った【道の駅あらかわ】で皆でソフトクリーム!沢山の種類があって迷いましたが、僕はあまり冒険せずにイチゴ。とりにくさんは2種類食べてました。さすが自走組、エネルギー管理ってことですね。

 今回も楽しくお喋りしながらヒルクラ出来ました!ショートカットをして全工程1600mUP程の素晴らしいライドでした。これくらいが疲れすぎずそして満足度の高い範囲かな~?なんて思いました。次は飯能から秩父へ抜けて、温泉に入って輪行して帰るライドなんてしてみたです。なので早く有間峠と秩父温泉は開通&再開してくだされ~。



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その時には一杯ひっかけて帰りたいのでこんなミスをしないように、営業時間に間に合うようにしたいです!!!(ちくしょー!!!!)



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あの夏まで待てない!長野を120%楽しんできたin白馬

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  渋峠DNFからの帰りも、このホームに立っていたのが記憶にまだ新しいGWのとある1日の朝。世間の皆様と同じように、僕も遊びに行ってきました、長野へ。新幹線と言えば長野。というか新幹線を使って行ったことがあるのは京都と長野だけ。なので、といえば長野なんです。

  黒い暗がりで、やれGWどうするんだ。何処に行くんだ。何がしたいんだ。どの道を走るんだ。新幹線の席がもう無ぇwww 帰りのあずさも指定席売り切れてるwwwとガサゴソと動きあって、何とかスケジュールも埋まりました。


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  夏の木崎湖でもそうでしたが結構強行軍的にギリギリのチケットやら宿予約でも何とかなるもんです。運が良いだけとも言いますが、こうゆうノリって結構大切。乗れるメンツもかなり大事。

  という事で今回は、夏まで待てない!!長野へ帰ろうぜ!!in 今回は白馬がメイン!!です。


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 大宮から座席に座って1時間丁度で長野駅へ到着。都内と信州の距離を考えたら驚くべき速さ。山なんか関係ねぇ!トンネルだ!トンネルを掘るんじゃ!!

 ちょっとあれだなって思うのがトンネルをバンバン通過するのでケータイの電波が入らない事位。1時間で着くんだから寝てろ。と言われてしまえばそうなのですが、ピコピコゲー中毒者にとっては移動時間=プレイ時間なんです。ちなみに僕は本を読むと直ぐに酔います。 


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 長野駅ですぎさん・へるさん・ゆっけさん・と合流して輪行解除。今回は夏のコースとは違うルート、県道31号大町街道を使って白馬へ向かいます。

 駅前のコンビニで補給食やらの買い出しを済ませて走る事5分。ばっさりと市街地が終わり野山が始まります。という事は多少のアップダウンの始まりでもある。ナチュラルな坂に負けるようなメンツでは無いですし、時間の余裕がたっぷりあるので、写真を撮ったり目の前の景色についての感動を共有しながら走ります。


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   新幹線が通っている町から走り出して30分でこの景色。最高で堪らないですし魅力的な環境なんですがちょっと引きます。文明と自然の割合がおかしい。割合と言うよりは境界線かな?ここからここまでね!って引いてあるその線を、跨いだらクッションなんて物は無い!はいドーーン!って感じ。

  山深過ぎて流石に人は住めん。というのが昔から続いてきたんでしょうかね。民家もあるにはありますが、本当にポツポツと里村がある位。だがそれが良い。よく、日本人の心の原風景は田舎。と聞きますが、僕の心の中の田舎はここです。

  なーんてノスタルジックに浸っていたら見えてきました南アルプス。今回はあの山の麓らへんまで行きますよー。目指してる感がRPGみたいで最高です。 



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 今回はGWという事もあり思い切っての2泊3日の工程。1日目は白馬への移動日、2日目は白馬周辺を楽しみ、3日目は昼過ぎにあずさで東京へ帰還。という事でそれなりに荷物も増えるわけです。前回の夏の木崎湖では宿を松本のビジネスホテルにしたので、宿泊に必要な荷物はホテルへ送れました。ですが、今回は白馬のペンションへ宿泊するので必要なものはまとめてロードバイクにパッキング。 

 各自サドル下が好みの形を出していて面白い。こだわりのあるカスタムで(一部ファンシー過ぎる人も)自分の正解を導き出しています。いつものライドではおおげさですが、旅路のお供にはやっぱり便利で、より楽しく豊かにする為のアイテムが沢山持っていけるのはいいですね。 


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 うっすらと見えていた南アルプスが、気づけばくっきりとその姿を現してきました。目的地へ段々と近づいている事が分かるこの高揚感、こんなに壮大でドラマチックで大パノラマなこと、中々普段は味わえません。自分の身体を使って走るロードバイクだからこそ得られる快感があります。流れ落ちる汗とあふれ出る感情は比例するように、多くのものが心の隙間を満たしてきます。 



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 大町街道のクライマックス。本当に街道なのか?という位に怪しい雰囲気でかつ狭い林道チックな道ですが、バンバン車が通るスリリングな道。 


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 中々の斜度と距離の道をえっちらおっちらと進みますが、何分天気が良すぎて日差しが厳しい。暦の上では初夏ですから、長野といえど十分暑かったんです。ウェアのチョイスが難しい季節、オーバーヒートこそしませんでしたが汗が止まらずに体力も結構持っていかれます、ですが、先日に痛めた膝の調子は反比例して調子が良い。 

 実はステムを80→110に変更してからポジションが変わり、ロードに乗る事自体がかなり楽になっていました。元々大きいフレームサイズの為に短くしていたのですが、今回思い切って変更したことが吉と出たみたいです。パッキングして計14㎏程となったクロモリ弐号でも坂は上れました。この事が次のフレームにつなが(ry まあその話はまた別の機会にでも。 



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  峠と呼ぶには少し短い位の道を登り、少ない木陰で一息ついたその先には絶景が待っていました。 


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  下界にあるのが青木湖で、目の前に連なるのが南アルプスです。長野駅から徐々に大きくなり、厳しい峠道を超えた先に現れるそれに思わず息を呑みました。

  一瞬の沈黙の後にうぉー!!!!と腹の底から溢れ出てくる歓声。流石にこのドラマチックさには負けてしまいました。

  今回のメンバーは撮りたい景色があったなら止まる!じっくり撮る!が信条のメンバー。という事でじっくり遊びまわりながら素敵な景色を沢山切り取りました。


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  青木湖と白馬の間にあるお蕎麦やさんへ。夏のライドの時に見かけたお店へ行ってみたのですが残念ながら蕎麦が売り切れ。仕方がないので向かいにあるもう1つのお蕎麦やさんへ。これが大正解!

  『蕎麦が出てくるまでどうぞ。』と出していただいた自家製の漬物がんマーーーイ!!蕎麦茶も鼻に抜ける香ばしい風味。そして蕎麦が美味い。丸十(◯の中に十)さん、またここは寄りたい! 


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  お腹を満たした後は本日最後のドラマチックを味わいに小熊山へ。おねティー・おねツイを見て心があぼーーーん!したのに、帰りのあずさの問題で昨年の夏にチャレンジしなかった小熊山のパラグライダー場へヒルクライム。青木湖から少し離れた道から登り始める事五分。あづぃ!!!

  新緑。もすっかり落ち着き、枝には葉があまり無い寒々とした山道を、カンカン照りの太陽にジワリジワリと鉄板の上の肉のように炙られます。しかも斜度がキツイ!!緩む事なく叩きつけられる攻撃に流石に皆ダウン。引き返そうか?という雰囲気もうっすらと醸し出されますが、『ここ登らないと今日のドラマチック終わりだよ。』という一言で再起奮起。

  この決断が大成功。本日二度目の大成功。というかこんだけ苦しんだのだからハズレなワケがありません。 


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  南アルプスがドカーーーーン!!!

3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggericon4099180455555141070hhound3_biggerwqLuaEbJ_biggerziiAgHJU_biggerなんだこれー!!!????





3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggerえ?へるさんが言ってたドラマチックってこれの事じゃないの?




icon4099180455555141070hhound3_biggerいや、俺が言っていたのは小熊山パラグライダー場から見下ろす景色だ。




wqLuaEbJ_biggerへるはうんどさんここ車でも来た事あるんですよね?




icon4099180455555141070hhound3_biggerうーん、車で来た時には気づかなかったんだなーwww





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  あっちへ行ってもこっちへ行っても南アルプスが離れません!その姿が笑われる度に止まり撮影。進む→南アルプス→撮影→進む→南アルプス→撮影→進む→南アルプス→撮影。

icon4099180455555141070hhound3_bigger全く進まねぇwww南アルプスでお腹いっぱいwww 





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【撮影ゆっけさん】 


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  白と黒のコントラスト、二色しか存在しない世界が目の前にありました。テレビ番組で見た事のある景色が、今目の前にある感動に全身が震えていました。 



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  延々と南アルプスを撮影している内にパラグライダー場へ到着。眼下に広がる木崎湖と大町の街並みが素敵です。

ziiAgHJU_biggerあの山の中にある謎の道が凄く気になる…!




3487fc7fb8e61847844efa345cfea8fe_biggerいい景色の中で急にエクストリーム感出すのやめてくださいwww 




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  木崎湖側へのダウンヒルでも南アルプスは離れません。だいだらぼっちのお話を思い出しました。この景色はむかーしむかしから変わらないんでしょうね。 

  夕暮れで紅く紅を差したような顔も素敵でした。何百何千何万とこの景色だけを見ていたいと思える魅力があります。



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  下山後はしっかりと木崎湖を堪能。湖水浴にはちょっと早い季節。流石に夕暮れ時には風が冷たくなって来ました。思い切り楽しむのは夏までお預けです。 


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  逢う魔が時の長野を走り抜け、激坂を登った高台にあるペンションに辿り着いたのは、晩御飯を食べるには遅すぎる時間。なんやかんや遊び続けてこの日の行程は2400mUP程。充分すぎるほど楽しみました。

  急いで洗濯物の用意と風呂の準備をしてまた下界へ。露天風呂で1日の汗と疲れを癒し、コインランドリーへ洗濯物を打ち込み、定番のファミレスガストへ。宿に戻ったのは時間変更線をまたぐギリギリでした。 



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  薄っすらと前日の疲れを残したふくらはぎの心地よい気だるさと、某マスコットの黒いシミを確認して2日目のスタート。

  となるはずでしたが、実はこの日で最終日。昨夜のガストでの会議の結果。『天気が悪くなる3日目の長野に居ても仕方がないので、それなら2日目に長野駅まで戻って新幹線で戻ろう。』ヤシマ作戦が発令。

  運良く各自新幹線の座席も確保出来たのでペンションをキャンセルして長野へ引き返します。後日談を先に持ってくると、3日目の長野は雨だったので、これも正解。1日目で思い切り遊んで置いて良かった。 


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  次の白馬は夏ですかね。 



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  夏に使った嶺方峠ルートを折り返します。最初にグッ!と嶺方峠まで登りますが、その後は長野駅までは下り基調。あくまでも基調。 


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  朝まで麓に居た南アルプスが段々と離れていきます。近づいて出会って、また離れてまた会いに行く。最後まで不思議な気持ちにしてくれる南アルプスに感謝。 


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  長野へのルート、鬼無里での休憩の後は少し飛ばしてひとり旅。何となく長野と語り合いたくなっちゃったんです。センチメンタリズムな塊なんですよ僕って。すみません冗談です。でも、何となくこの気持ちわかる人もいるはず。 



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  思い切り道と語った。とか言ってみたり!!それ位長野はサイコーなんです。幸せ指数が計測値をオーバーする土地がNAGANO。また夏に!!!!夏に!!!! 

続きを読む

高崎~渋峠!終電ナイトライドでDNF編!

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  前回の続き(渋峠準備編)へはこちらをクリック。



 How to baikepacking ロードバイクシーンで盛り上がっているこの流れに乗って、僕も早速新しいサドルバックを使って出かけてみた。

 終電のJR高崎線車内の様子。高崎へ向かうに連れて乗車率は低くなり、気づけば後方車両には僕一人だけ。車窓からの景色は真っ暗闇がひたすら続き、停車駅のホームだけが明るく照らされていた。いつもなら布団に入っている時間に電車に乗っているなんて初体験だな。と心地よい眠気でウトウトしていると終着駅のアナウンスが流れた。




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 荷物をまとめ終わってスタート前の高崎駅前。時刻は午前2時前にも関わらず駅前には結構な数の人。高崎駅の大きさにも驚いたのは正直群馬の想像が付いていなかったからなのかネット上でのグンマーネタのせいなのかは伏せておく。

 駅前のコンビニで補給食を軽く買いボトルの中身を満たしレッドブルを飲み干して早速出発。ルートは高崎駅から碓氷峠を経由し軽井沢へ。その後草津へ上りそのまま渋峠に行くという中々の強行軍。迷う道はなくほぼ一本道だけれど、距離と獲得標高は難易度が高め。

 今思い返してみると、自分の走力に合っていないルートを引いてしまった。と後悔と反省をしている。


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 駅前のバイパスを経由してひたすら国道18号を進んでいく。大きな道なので間隔は広く空くけれど街灯はあるしコンビニもあるので走りやすい道だった。けれどそれは深夜だからであって、昼間はたぶん相当な交通量があると思うので注意が必要。

 碓氷峠のうの字も出ていない辺りから右ひざに鈍い痛みが出た。痛みが出ないように念の為家で鎮痛作用のある湿布を張ってきていたのだけれど、深夜の寒さやらの影響か効果は無かったようだ。とりあえず騙し騙し進む事にした。


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 碓氷峠までの道のりは細かなアップダウンの連続。峠には登っていないのになんやかんやで400m程上る事になる。ラストコンビニで半額おにぎり休憩。この時点でナイトライドの厳しさを痛感していました。地面の状態や道脇の林から聞こえるガサゴソ音、今自分がどの位の高さの場所にいるのか視認出来ない事がこんなにもメンタルに来るだなんて、走る前には想像出来ていなかった。

 明るいライトがあれば大丈夫!だなんて甘い考えで見事に失敗。ブルベで夜通し走るランドヌールの先輩方の偉大さを実感。失敗したなあ・・・とは思わないように心を強く持ち、これでナイトライドは自分は苦手なんだ!と短所を知ることが出来たんだ!思うようにしながら進む。


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碓氷峠
 碓氷峠の入り口に到着。赤線で囲ってある部分が碓氷峠、ここから12km上る事になります。一台位はロードバイクも居るかな?なんて思いながら走っていましたが車に抜かれる事もないままに上り続けます。

 思いのほか直ぐにあっためがね橋を撮影しようかと立ち止まりましたが[熊出没注意!]の看板を見て直ぐにクリートをはめました。冗談抜きで山の中からガサゴソ音が止まない・・・道中ずっとびくびくしながらひたすらに緩い峠を突き進みました。


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 最悪なコンディションのままで何が楽しくてこんな事をしているんだ・・・と思いながらも、ふっと夜空を見上げると満天の星空。こんな夜空は今まで見たことがありません。そして初の峠でのオーバーナイト。東の空から上ってきている太陽をこんなにも愛しいと思ったのも初めて。

 

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 気づけば100を超えるカーブを上り終えていよいよクライマックス。と安心した頃に丸くてモフモフとした物体が目の前に飛び出してきた。そう、猪です。ものすごい速さで隣の崖を駆け下りていった猪で、思い返せば一瞬の出来事でしたが目の前2mでの迫力に素直にビビリましたし、体感時間がスローになったかのような印象は今でも忘れられません。

 驚いたせいか緊張の糸がここでぷっつりと切れた。同時にハッ!と気づいたのが疲労と膝の痛み。眠気も同時に襲ってきた。


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 軽井沢に到着したのが午前6時頃。気温は0度。ウィンドジャケットを既に装備しているにも関わらず、震える寒さに襲われていました。風から逃れる為に屋内に非難。トイレを済ませて膝の状態の確認。

 ここから約2000UP・・・ルートの半分も進んでいません。もう止まろうが走ろうが痛みは変わりませんでした。ならば後は行くか行かないかを決めるのみ。
 

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 軽井沢でDNF決定。正直もの凄く悔しかった。


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 計画の練りこみ不足・自身の錬度の低さ・コンディション・気候・条件など色々と挙げるとキリが無い。後悔が大きく残るライドになりましたが、今後の為に、自分の中に残るものを沢山手に入れたライドだったとも思う。

 帰りの新幹線、軽井沢~高崎が一瞬で終わってしまったのに思わず笑ってしまった。まあ最後に笑えたからいいか!


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祝!不動峠開通!つくばエクスプレス輪行で筑波山へ行こう!~不動峠ヒルクライム~

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 関東1千万ローディーの皆さんこんにちは!春が過ぎてもう初夏ですね~。日中は参っちゃう!って感じで暑い日がやってきました。ついでに雨ものろのろ増えてきましたね。ここから夏までは毎回更に天気予報やGPVにらめっこしながらライド計画立てるんだろうな~。とちょっとめんどくさくなっている僕です。

 でもGPVで時間毎の予報を追うのも楽しいんですけどねw

 この日、というか勢い余って書いちゃっている今日4月29日!も、午後から天気が崩れるって事で、久しぶりのお友達が計画してくれていた秩父ライドを泣く泣くDNS。早めに切り上げて千葉に帰ってきても、ちょうど大雨で帰宅が・・・と決断したのに、一瞬だけ雷が鳴って雨がさっと降って雨雲はどこかに行っちゃいました。

 午前中は天気がもつ!じゃあ近場でどこか走りにいこう~!という事で前日の28日の夕方から開通した不動峠へヒルクライムへ行ってきました!


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 早朝に出て久しぶりの自走筑波。なんて考えでしたが深夜に起きてしまってそのままグズグズになり輪行。さすがに地元から乗るのは勿体無かったので、つくばエクスプレスの柏たなか駅まで自走してみました。

 電車に乗って20分でつくばへ到着。うーん、近い、近いよ筑波。秋葉原~つくば間を40分代で走っちゃうTX流石です。あまり人も乗ってこないので、輪行もしやすいですよw利根川をもうちょうスマートに渡れる橋さえあれば、自走ももっとやり易いんだけれど。

 つくば駅から出たら2番出口を使うのがおすすめ。2番出口には交番もありますし、横には広い公園があるので、輪行解除がしやすいんです。トイレもあるし自動販売機もあるので、僕はいつもこの場所を使っています。


 つくば駅~不動峠~風返し峠~つつじヶ丘~表筑波ダウンヒル~りんりんロード~つくば駅着のルートです。


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 ベンチおじさんの銅像に見守られながら準備完了。8時過ぎに到着しましたが、他にも何人かのローディーを見かけました。皆やっぱり不動峠に登りに来ているみたいです。

 不動峠は茨城のヒルクライム聖地のひとつ。昨年の8月頃にあった台風の影響で一部の道が土砂崩れを起こし、それ以来長く通行止めになっていました。年明けから始まった工事は3月末に終わる。という情報が出ていましたが最終アナウンスはGW明け。と出ていましたが急遽開通!僕もそうですが、皆首を長くして待っていたんですね~。


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 いつも通り55号線を直進。交通量はあるけれど道幅が広いので走りやすい。隣に広がる筑波大学の敷地の広さにいつも驚きます。


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 ちょっとした裏道のお気に入りの農道。ちょうど田植えシーズン真っ盛りで田んぼに張った水が、太陽の光を反射して綺麗でした。アイウェアは欠かせませんね。

 農家のおばあちゃんにこんにちはと挨拶をするとこんにちは!って返ってくる。茨城のおじい・おばあは元気いっぱい!だからここ好きなんです。


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 北条のいつものうんざりする長いストレートを風に負けないように進むともう到着。駅から13km程で不動峠入り口へ到着!平沢の無料駐車場や事務所(自動販売機とトイレがあります)にも沢山のローディーが!!!

 一回ゆっくり休もうかな?と考えましたが、一度止まった後のヒルクライムがものすごく苦手なので、少し疲労感はあるものの、新しく立て直された綺麗な看板を足早に撮影し、そのまま不動峠へ突入!


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 う~ん!やっぱりキツイ!!www 3.5km程の程よい長さの峠であり平均斜度は8%程度、300UPしない位の俗に言う“初心者向けの峠”なのですが、中々強敵。そりゃここを使ったレースも開催されちゃいますよね。

 最初の民家区間とラストの10%看板の区間以外は意外と緩いので、のろのろ行けばなんとかなります。もちろん僕は速さなんて気にしていないのでのろのろでしたw


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 土砂崩れが補修された箇所以外は以前の荒れたままの路面でした。なので不動の下りはやっぱり注意が必要ですね。一部カーブがものすごい凸凹になっているので、気をつけてほしいです。

 初めて筑波山へ上った時より少しは成長してるのかな~?なんて思っていたら気づけばお替りヒルクライムをしていました。本当はつつじヶ丘まで上ってソフトクリームを食べたかったのですが、風も強くなってきたので不動2本上ってこの日は撤退!

 今度は自走で来て一日遊んだり、きのこ山の方へ抜けて奥筑波を堪能したいと思います。絶対に楽しいので、都内の人たちも是非筑波山へ遊びに来てほしい。


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 筑波にゃんことベンチおじさんに見送られてTXで帰宅!ん?そういえば筑波グルメをまったく食べてない!?次回は何かおいしいもの食べまくりたいです!


 
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