日差しを隠す雲が気持ちいい間隔で空に浮かび、カラッとした南風が吹いた1日の午後。夜勤から目覚めた僕は何となく動けずにいた。中学時代の友人が亡くなっていたと報せが入ったからだ。20代、早すぎる死。ここ10年程連絡を取っていなかったけれど、大切な青春時代を共有した友人であったのと、知り合いの死を初めて体験した僕には、ショックが大きかったからだ。
それでも、気持ちを切り替えようとシャワーを浴び終えた所に、友人のでくぼうさんから連絡が入った。以前約束していた手賀沼のカフェに行ってみませんか?
汗をかけば気持ちも前向きになるだろうと思い、去年買ったfast passのショーツに着替えて出発。江戸川沿いの田植えは終わり綺麗な水が張られ、苗が風に揺れていた。
三郷のいつものたまねぎで合流。奇しくも、でくぼうさんも短パン。大堀川沿いを抜けて手賀沼を目指す。
手賀沼沿いにカフェは多いけれどロードバイクで入るには盗難の心配やらでちょっと…とというか場所が多かったので、駐輪したロードバイクも見やすい公園内に出来たのが嬉しい。